今回は前から行きたかった地元の羽子板屋さんのお話しです
私が写真の修行に行っていた東京台東区にある藤原写真館で七五三の女の子に羽子板持って撮っていたんです
当時は何も考えてなかったんですが(笑
やっとこの歳になって日本の伝統文化の素晴らしさに気がつきました!
まずはなぜ羽子板なのだろうという事から調べました
お正月の羽根突きは、江戸の昔から女の子の遊びです。そしてこの羽子板は、赤ちゃんの無病息災のお守りの意味も持っているのです。
羽子板で突く羽根の玉、その黒くて堅い玉は”むくろじ”という大木の種ですが、これは漢字で「無患子」と書きます。
すなわち「こどもが患わない」という意味を含んでいるらしいです。
なるほど、無病息災の意味合いがあるんですね!!
ネットで羽子板を取り扱っている所を色々調べても見ましたが
実は前々から気になっていて、近所に羽子板を作っていらっしゃる方がいるんです
羽子板専門店!
私はもし自店で使う羽子板を作って頂けるのなら絶対地元の方に作って頂きたいと思っていました
こちらのお店は全て手作りの羽子板屋さんで、昔からある伝統的な物から創作物まで取り扱われるお店だそうです
「押絵のまつむら」という羽子板屋さんで江戸押絵羽子板教室も行っていて、伝統文化の継承を積極的に行っている所です
昔の羽子板はお正月によく使われていましたが、最近はやはり先細りの傾向にあるらしいこの業界
私も実際羽子板って子供の時のちっちゃい頃に遊んだきり…
飾り羽子板は、熊手こそ見ますが羽子板は本当に見なくなってきました
写真業界だってほんの15年くらい前までは今の倍は写真店舗ってあったのです
でもアナログからデジタルの移行や、後継者問題で随分と減りました
どこでも同じどこと一緒、いつまでも同じ事をやっているのでは、もう今の時代生き残って行くのは大変だと思います
ちょっと話しがそれちゃいましたね…
羽子板の意味
当館で使う理由
時代によって変わっていく日本人の心
なんか色んな話しをしながら当館の羽子板一点物を作成して頂こうと思いました
おしゃれなフォトスタジオがどんどん出来てきて日本伝統溢れる写真館が一店舗くらいあっても良いじゃないんですかね
これからどういう風に話しを進めていくかワクワクしちゃいますね〜^^
いりそ写真館
いりそ写真館は狭山市を中心に入間市、所沢市や飯能市、川越市と色々なお客様にご利用頂いています。撮影だけでなく、イベントも開催していますので是非遊びに来て下さいね